前回の続き(バセドウ病⑥)から。
異動が決まりとりあえずホッとした。
異動先は今までの業務とは全く違う現場オペレーター。ざっくり言うと装置を操作し製品を製造する仕事。
勤務的には昼勤、夜勤を数週間ごと交互に行う。拘束時間は12時間でカレンダー的には4勤4休。
細かい話は端折るが、結果この仕事は自分合っていた。
今まで、会議やデスクワーク中心の仕事だったので当初は体力的にきつかったが徐々に慣れていった(若かったからね)
職場の人たちもいい人が多く、同じ会社なのかと思うぐらい心地いい職場だった。
何と言っても良かったのが、その日で仕事が完結するということ。
仕事が残ったとしても、少し残業をしてあとは引き継ぎ者に任せることができ、
仕事を持ち帰ったり、退社後進捗などをあれこれ考えたりしなくて良くなった。
バセドウ病はメンタル影響が大きいので、そのような事が低減された事で精神的にも安定してきた。移動先の職場は自分に合っていたと思う。
結局退職までの約25年間この職場にお世話になる。
夜勤などの不規則な生活で悪化が心配だったが、徐々に値も改善し薬、検査頻度も減り思いの外早い段階で良くなっていき安心材料となった。
それと、一人暮らしをやめて実家から通勤するようにした。やはり食生活が心配だったのと経済面を考えて思い切って実家暮らしを始めた。通勤時間は片道1時間ほどかかり、夜勤明けなどは結構辛かったがなんとか慣れてきた。
両親には感謝している。
という事で全7回に渡るバセドウ病の話はこれで終了する。
現在は半年に1回の検査、服薬は2日に1錠で問題なく生活出来ている。
この記事がもし参考になれば幸いに思う。